次の a ~ e の文は,公共測量における航空レーザ測量について述べたものである。明らかに間違っているものだけの組合せはどれか。次の中から選べ。
a .コース間標高値の点検は,コース間の重複部分に点検箇所を選定し,コースごとの標高値の比較点検を行う。(〇:重複コース毎の各コース間点検ポイントの標高の較差を求め、較差の平均値、標準偏差、RMS 誤差を求める。)
b .レーザ測距装置の位置は,地上に設置した固定局との基線解析をスタティック法(×⇒連続キネマティック方式)により行い求めることができる。
c .航空レーザ用数値写真の撮影範囲は必要に応じて設定し,計測対象地域の80 %を標準(×⇒計測対象地域をカバーしなければならない)とする。
d .既存データとの整合は,既存データとグラウンドデータとの重複区間を設定して比較及び点検(〇)を行い,必要に応じて再計算処理又は再計測などの是正処置を実施する。(点検箇所は、調整用基準点及び地表遮蔽物の影響が少ないグラウンド、空き地、道路、公園等で平坦な箇所を対象とし、国土基本図の図郭単位ごとに1箇所以上、1箇所当たりの計測数が100点以上存在することを原則とする。)
e .フィルタリング点検図は,フィルタリングが適切に行われたか否か,作成されたグラウンドデータの異常の有無について点検するために作成する。(〇:フィルタリング処理の良否は、背景のオルソフォト画像の植生や橋・建物等の人工構造物に不要な等高線データや計測点がないかを点検する。また、水部ポリゴンがオルソフォト画像の水部と一致し、取得基準を満たしているかを点検する。)
正の内容:赤字、誤の内容:青字
R2年度 測量士 過去問解答
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No.17 | No.18 | No.19 | No.20 | No.21 | No.22 | No.23 | No.24 |
No.25 | No.26 | No.27 | No.28 | 択一総評 | 記述総評 | ||
2-B-2 | 2-C-3 | 2-D-2,3 | 5-A | 5-B-1 | 5-C-3 | 5-D-2 |