次のa~eの文は,公共測量における写真地図の作成について述べたものである。明らかに間違っているものだけの組合せはどれか。
a.高層建物が密集している都市部で,建物による影の少ない写真地図を作成するために,太陽高度の高い時間帯を選んで空中写真撮影を行った(〇:太陽の位置との関係も考慮に入れ、全体の色調が統一した空中写真を作成する)。
b.建物の倒れ込みの影響が少ない写真地図を作成するために,同一撮影コース内の隣接空中写真との重複度及び隣接撮影コースの空中写真との重複度ができるだけ大きくなるよう(〇:なお、隣接空中写真との重複度60%(最小53%)、コース間の空中写真の重複度30%が標準(最小10%))に撮影計画を立てた。
c.撮影縮尺 1/30,000 の空中写真及びグリッド間隔 50 m,標高点の標準偏差 5 m の数値地形モデルを使用して地図情報レベル 2500(×⇒10000。第395条参照)の写真地図を作成した。
d.モザイクとは,隣接する空中写真(×⇒正射投影画像)をデジタル処理により結合させ,モザイク画像を作成する作業をいい,モザイク画像(×⇒数値写真)を正射変換して正射投影画像(×⇒正射投影の説明)を作成する。
e.段差の大きい人工斜面や高架橋が存在する地域において,ブレークライン法(〇:数値図化により地形形状が連続的に変化する被覆の上端・下端や地性線等を三次元の線として取得する方法)を使って数値地形モデルを作成した。
正の内容:赤マーカー、誤の内容:青マーカー
R4年度 測量士 過去問解答
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No.25 | No.26 | No.27 | No.28 | 択一総評 | 記述総評 | ||
2-B-1 | 2-C-2 | 2-D | 5-B | 5-C-2 | 5-D-4 |