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【RCCM】CBT試験の特徴と注意点をまとめてみた。

 こんにちは、本日はCBT試験について、その特徴と注意点をまとめていきたいと思います。昨年度よりRCCM試験にも適用され、今後広く浸透していくことが予想されます。参考にしてください。

(1)CBT試験とは

  CBT(Computer Based Testing)は、コンピュータを使って行う試験方式です。昨今の新型コロナウイルスの流行により、多くの資格試験で取り入れられるようになりました。CBT試験導入により、以下のメリットが受験者にはあります。

① 近場のCBTテストセンターで受験ができる!

 試験といえば、「都会の会場まで行って決められた時間に受験する」というのがお決まりでした。しかし、CBT試験であれば、近場のCBTテストセンターで受験することができます。CBT試験センターは、47都道府県すべてにあり、全国も300か所あります。そのため、地方部であっても受験のために、宿泊、移動などの手間がかからなくなりました。

② すべてコンピュータで解答するため、解答の修正が容易!

 RCCM試験では、択一式、記述式両方の試験があります。記述式では、パソコン上で解答するため、文章のつけたし、削除が非常に簡単に行えます。筆記試験の時は、解答用紙を消して書き直しですので非常に手間がかかり、時間オーバーということもよくありました。しかし、CBT試験になり、上記のような手間がなくなり、勉強の成果を十分発揮しやすくなりました。

③ 結果がその場でわかる試験がある!

 試験結果を待つのは、いつもドキドキするものです。CBT試験であれば、試験終了後その場ですぐに結果が分かる資格もあります(RCCM試験は、記述試験もあるためすぐには出ません)。試験終わって、白黒はっきりさせて帰れるのは、次の試験へのモチベーションへつなげることができます。

(2)CBT試験の注意点

 上記のようなメリットがあるCBT試験ですが、注意する点もいくつかあります。

① 会場に到着するなり、受験準備に入る。待合室などで勉強はできない。

 通常の筆記試験では、時間が決まっており、試験時間前は最後の追い込みの勉強すると思います。しかし、CBT試験は時間帯予約はするものの、会場に入ると即準備スタートになります。最後の追い込みしようと思って準備してきたのに、そのまま試験会場に通されて、悲しい結果にならないよう時間調整、試験勉強をしっかりしておきましょう。

② 自分の筆記用具を使えない

 CBT試験では自分の荷物はロッカーに預けます。もちろん、自分の筆記用具は使えません。紙と鉛筆だけ渡されてメモ、計算に用います。解答自体はパソコン上で行うので、問題はないと思いますが、慣れていない道具を使わなければならない点は、理解しておく必要があります。

③ 記述式試験で文字数が分からない

 記述式問題では、よく「〇〇字以内で答えなさい」という問題が出ます。タイピングで解答しますが、この際、解答欄に何文字記入されているかわかりません(試験によって差があるかもしれません)。文字数に到達したら自動的に記入できなくなります。あらかじめ適当な文字で解答欄を埋めておき、自分があとどれくらい記入できるか、把握しながら解答していくのがお勧めです。

 

(3)CBT試験を採用している資格例

 RCCM試験以外に、CBT試験を採用している資格をいくつか紹介します。

① ヘルスケア・サプリメントコーディネーター認定資格

 栄養学の基礎的な知識を身につけ、サプリメントを販売するための法律を学び、愛用者が年々増えているサプリメントを適切な知識にて選択するお手伝いを行うための資格です。受講テキストも協会より販売されており、受験しやすい資格になっています。詳細の受験内容については、下記のリンクよりご参照ください。

② 日商簿記 2級、3級

 簿記は、企業の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能です。2級、3級いずれもCBT試験で実施されており、どなたでも受験可能です。下記のように通信講座でも取り扱いがありますので、未経験でも経営等に興味がある方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。

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