試験まで1か月となってきました。いかがお過ごしでしょうか。
もう勉強済みの方も、そうでない方もいると思いますが、まだ1か月あるので、頑張っていきましょう。
さて今回より、写真測量に触れていきたいと思います。とはいっても、私自身、写真測量をやったことはありませんし、知識も乏しいです。なので、ここでは原理的な話よりも、試験問題を解くために必要となる知識を、簡潔に説明したいと思います。
1. ひとまず、これだけ覚えよう。
大体の問題はこれで解ける
詳しい原理は、置いておいてとりあえず、下の図の関係だけ覚えましょう。

地上面側が撮影面に投影されています。その時の関係は、上図のように逆三角形の関係となります。
上図から、想像がつく通り、撮影面側の三角形と地上面側の三角形は相似関係になります。
よって、各々の対応する要素、以下の要素についても相似関係が成立します。
① 地表面からの高さ ∽ 画面距離
② 地上画素寸法 ∽ 素子寸法
この相似関係より、各々の比率を求めるだけで問題は解けます。
写真測量の原理はわからずとも、問題だけは解けるので、覚えれば得点源になると思います。
2. 過去問ページ
上記の知識のみで解ける過去問です。参考にどうぞ
【測量士補 過去問解答】 平成30年(2018) No.17
【測量士補 過去問解答】 平成29年(2017) No.18