【測量士】令和2年(2020)総評・感想 ②記述式

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こんにちは、GWはいかがお過ごしだったでしょうか。自粛疲れでも出てきているでしょうか、世の中は大分不安定です。

さて、ようやく令和2年度測量士試験の択一問題の解説を書き終わりまして、記述式解説を少し始めようかなと考えています。ただ、国土地理院に模範解答があるので、どういう形にするか試行中です。とりあえず、本日は記述試験の総評・感想などを書いていきたいと思います。

私が受験の際、2.基準点測量、5.路線測量を選択したため、この二つの総評のみとなります。ご了承ください。

1. 各問題、個人的難易度と解いた感想

以下に、問題ごとの個人的難易度と解いた感想を書いていきます。個人的難易度の評価は以下の通りです。

  • A: 測量士を合格するなら、必ず解けなきゃいけない問題。
  • B: 少し勉強すれば確実に点になるかも。
  • C: 測量士レベルでは少し難しいかも。捨て問になりうる。

難易度の評価は、優しい・・・A<B<C・・・難しい

大問 問題 難易度 個人的感想
1 A A 基本問題。空欄アが少し細かいかもしれないけど、他の穴埋めは確実にできたい。
B-1 A 現場作業の問題。基本現場の経験で答えればたいてい当たる。少しdがひっかけになるかもしれない程度。
B-2 A 頑張って工期内に終わらせますと答えなければいけない。
B-3 A 基本問題。
B-4 A(B) 基本的事項であるが、火山の噴火ってところが少し解答を狭めさせている。
B-5 A 基本問題だけど、bだけ少しひっかけ。
C-1 B 公共測量の手続きとして、いつもとはかなり異なる穴埋め問題。暗記していれば答えられるが、イやウは暗記するには微妙な単語な気がする。
C-2 B 4つ答えるのは難しいかもしれないが、しっかり暗記しておく。
C-3 A 基本問題。
D-1 A 過去問で何度も聞かれている内容。少し聞かれ方が違うだけである。
D-2 A(B) 答える内容は当たり前だが、こうやって改めて聞かれると難しいかも。
D-3 B a,bともに2.基準点測量を選択する人は、答えやすい。
D-4 A(B) ウだけ難しい。ア、イは簡単。
D-5 A 多くの人が覚えているわけのない文面だと思うが、文脈通りに語句を選んでいけば正解できる。
2 A-1 A(B) 改めて聞かれると答えづらいところもあると思うが、作業工程は例年出ているので、確実に点数にしたい。
A-2 A できなきゃたぶん落ちる。
A-3 A(B) 聞き方が大分大雑把な問いであるが、普通に考えれば解ける
B-1 A(B) 基準点測量をする際の基本事項。試験の前に叩き込まなければならない。
B-2 B(C) 実務経験がある方だと解きやすい。ないと少し厳しい。
B-3 A 準則通り。暗記必須。
C-1 B(C) 一見何を入れていいかわからない空欄埋め。
C-2 A 頻出問題。
C-3 B(C) おそらく初出し問題。概要の説明を入れてあるが、見ただけで諦めた受験生が多そう。
D-1 A(B) 改めて聞かれるの難しい問題。
D-2 B(C) 誘導に従えばある程度できるが、過去問にも同様の問題があるためできれば全問埋めたい。次の問いにもかかわるため。
D-3 B(C) D-2ができれば答えられる。
5 A-1 A(B) クロソイドの基本問題。
A-2 A(B) 同上。A-1が正解していることが前提なので前問を注意して計算すること。
B-1 B 準則丸暗記問題だが、詳細測量だけ記述するのが難しいかも。
B-2 A とっても優しい穴埋め問題。
C-1 A 語句が提示されているので優しい。
C-2 B 頻出問題。両者しっかり記述できるようにする。
C-3 A 幅杭と仮杭が分かっていれば、問題なく解答できる。頻出問題。
D-1 A 基本的な穴埋め問題。イだけ少し難しい。
D-2 B 過去問頻出問題。しっかりできる必要あり。
D-3 B あまり聞かれたことない問題。名前は答える問題が多かったが・・・
D-4 A(B) 原理が想像しやすい。

2. 総評

 ざっと評価した感触とすれば、1.共通問題は優しめ、2.基準点測量は難しめ、5.路線測量は比較的優しめ、といった印象でした。5割程度は勉強した人間であれば、確実に超えられるような難易度だったかなと思います。

 ただ6割の壁はやはり厚いと思います。今回の試験では基準点測量が難しめだったので、基準点測量が5割いかないということが多く、他で挽回するのが難しくなっていたように感じました。

 合格するには、やはり択一式試験で最低8割(550点程度)はほしいところです。本年度の問題で勉強した状態であれば、共通問題200/300点、基準点80/200点、路線測量120/200点程度はとれると思います。合格は910/1400点ですので、少し余裕をもって合格できると思います。下記のページも参考にしてみてください。

【測量士】試験突破のポイントを伝授:マーク試験は満点を狙おう。

 記述式試験でも、択一試験同様半分近くは過去問の類題です。その分しっかりと点数に変えることができれば、測量の経験の有無にかかわらず、誰でも合格できると思います。今年度受験の方は頑張ってください。

3. まとめ・今後の対策

  • 過去問中心に勉強していれば、5割程度はとれる内容になっている。ただし、6割越えは至難の業。
  • 択一式試験でできる限り点数を稼いでおき、記述式で楽ができるよう戦略だてるのが重要。
  • 大問ごとだいたい聞いてくることは毎年同じである(多分ネタが限られるのだろう)。そのため、勉強自体は択一式よりも楽。あきらめずに頑張ろう。
  • 共通試験では、結局GNSSなど基準点測量分野の問題が出てくるので、2.基準点測量の分野については、選択の有無にかかわらず、勉強しておくのが良い。

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