【測量士・測量士補】資格試験概要:試験内容から勉強期間、参考書まで

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こんばんは、測量士補の過去問解答を投稿して3カ月が経ちました(2020年1月現在)今月から試験の申込が始まりました。今日は試験内容、そして試験の勉強時間等について書いていきたいと思います。

(1)申込期間

 毎年 1月初め ~ 1月終わり

(今年 2021年 4月12日 ~ 2021年 5月17日)

引用:国土地理院HP

毎年1月に申し込みが始まります。新年始まったらすぐって感じですね。申込用紙は、各官庁(建設事務所など)においてあります。自分で取り寄せることも可能です。

(2)試験日時

 毎年 5月 第3日曜日(測量士補:午後、測量士:午前、午後)

(今年 2021年 9月12日(日))

引用:国土地理院HP

毎年5月第3日曜日が試験日になります。申し込みから4か月間ありますので、申し込んでから勉強する時間は十分ありますね。

(3)試験内容

<測量士補>
公共測量に従事する者として、その円滑な実施の観点から必要となる、測量技術、関連法令、公共測量の実務等に関する知識を問う。
試験方式:マークシート式 28問(700満点) 450点以上で合格

<測量士>
管理技術者として必要となる、測量技術及び測量成果の管理・評価に関する知識を問う。
試験方式:マークシート式 28問(700満点) 
記述式 必須:300点 選択:200×2科目 (700満点)
マークシートが400点以上 かつ 合計で910点以上で合格

引用:国土地理院HP 

引用の太線の部分が重要です。測量士補は、公共測量の実務について問われます。測量士は、測量成果の管理・評価について問われます。

測量士補と測量士の試験範囲は、多くは重複していますが、上記の違いから測量士では、測量の精度管理(誤差の取り扱い)の分野から多くの問題が出題される傾向があります。詳細は別の記事で書きたいと思います。

また、測量士はマークシートだけではなく、記述式があるのが大きな違いです。記述式があるため、測量士の試験を毛嫌いする人も多いようですが、慣れれば記述式のほうが簡単だと私は思っています。これもまた別の記事で。

【測量士・測量士補】測量士・士補試験:それぞれの特徴、相違点とは?

(4)資格の使い道

 測量士補は、測量業務に従事するうえで必ず持っていなくてはいけない資格です。測量士補を持っていければ、法律上測量はできないことになっています。そのため、測量会社への就職を考える人は必須の資格になっています。

 測量士は、測量業務の主任技術者になるために必要な資格です。こちらは測量業務への入札資格になっていますので、取得していれば非常に優遇されます。ただし、その分試験合格率は10%と低く、多くの測量士は専門学校から実務経験を積むことによって測量士の資格を取得しているようです。

(5)受験資格

 測量士補、測量士ともに受験資格は必要ありません。いきなり測量士を受験することも可能です。

 また、実務経験がなければ合格できないのでは?と思う方もいるかもしれませんが、高校程度の数学ができれば、テキストで勉強すれば合格は十分可能です。

(6)勉強時間について

 個人差はあると思いますが、私が測量士補、測量士をとったときのおおよその勉強期間を参考までに載せておきます。

「測量士補」:4~5月 約1か月半。テキストと過去問勉強
「測量士」 :3~5月 訳2カ月半。同上

おおよそ、2~3カ月程度みれば、事前知識がなくとも十分合格が可能だと思います(私がそうでした)。ただし、測量士試験については、GW10連休のほとんどをつぶしてモンスター飲みながら勉強しましたので、ご覚悟を。

(7)参考書

 私が測量士補、測量士の受験の際に使用した勉強テキストを紹介します。

① 測量士補

東京法経学院が出版している受験テキストを使用しました。他のテキストに比べ、厚く大判ですが、測量士補の出題範囲をくまなくカバーしており、非常に重宝しました。ただ覚えるだけではなく、しっかりと理論より学べるのでお勧めの参考書です。

② 測量士

測量士の試験対策テキストは、一般的な本屋さんではほぼありません。上記の測量協会から出ているテキストが唯一対策できるテキストです。特に、測量の精度管理(測量の誤差の取り扱い)について、しっかり書かれています。試験合格後も参考となる本ですので、買う価値は十分あると思います。

(8)最後に

(4)で述べた通り、測量業に従事するにあたり、測量士補・測量士は必須資格です。しかし、資格を持っているからといって、測量ができるようなるわけでもありません(私も実務に関われていないので、そちらで精進したいと思っています)。実務と理論の両輪をしっかりと成熟させ、測量業に携わっていきましょう。

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