次の文は、公共測量におけるトータルステーションを用いた多角測量について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。
1. 水平角観測、鉛直角観測および距離測定は、1視準で同時に行うこと(〇:各観測に整合性を図るため)を原則とする。
2. 水平角観測は、1視準1読定、望遠鏡正及び反の観測を2対回(×⇒1対回(正、反1組の観測))とする。
3. 水平角観測及び鉛直角観測の良否を判定するため、観測点において倍角差、観測差(〇:水平角の観測良否)及び高度定数の較差(〇:鉛直角観測の良否)を点検する。
4. 距離測定は、1視準2読定を1セット(〇:2読定(セット内)の較差を記録し、平均値を1セットの採用値とする)とする。
5. 距離測定の気象補正に使用する気温及び気圧の測定は、距離測定の開始直前又は終了直後(〇:TSを整地した測点(観測点)で行う)に行う。
正の内容:赤マーカー、誤の内容:青マーカー
R5年度 測量士補 過去問解答
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