次の文は,公共測量における車載写真レーザ測量(移動計測車両による測量)について述べたもの である。明らかに間違っているものはどれか。
1.車両に搭載した GNSS/IMU 装置やレーザ測距装置,計測用カメラなどを用いて(〇),主として道路 及びその周辺の地形や地物などのデータ取得をする技術である。
2.航空レーザ測量では計測が困難である電柱やガードレールなど,道路と垂直に設置されている地物のデータ取得に適している(〇:レーザーが地上より照射されるため、地面に垂直な地物でも取得することが可能)。
3.トンネル内など上空視界の不良な箇所における数値地形図データ作成も可能である(〇:地上よりレーザーが照射されるため、上空の視界は関係しない)。
4.道路及びその周辺の地図情報レベル500や1000などの数値地形図データを作成する場合,トータルステーションなどを用いた現地測量に比べて,広範囲を短時間でデータ取得できる(〇)。
5.地図情報レベル1000の数値地形図データ作成には,地図情報レベル500の数値地形図データ作成と比較して,より詳細な計測データが必要である(×:いずれの地図情報レベルであっても、水平位置±0.1m、標高±0.1m マニュアルp19参照。)
正の内容:赤字、誤の内容:青字
参考ページ
車載写真レーザ測量システムを用いた三次元点群測量:国土地理院
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H29年度 測量士補 過去問解答
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