測量士補・測量士 過去問解答

【測量士 過去問解答】 令和元年(2019) No.11 正誤付き選択肢

 次の文は,公共測量における GNSS 測量機を用いた標高の測量(以下「GNSS 水準測量」という。)について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。

1.GNSS 水準測量では,スタティック法(〇:GPS・準天球衛星5衛星以上、GLONASS含む6衛星以上)により観測を行う。

2.GNSS 水準測量では,既知点として,水準測量により標高が取り付けられた電子基準点(〇:その他、1~2級水準点、一~二等水準点を使用できる)を使用することができる。

3.GNSS 水準測量では,セミ・ダイナミック補正を行う×⇒行わない。元期から地震等の地殻変動を考慮した地域で、セミダイナミック補正を行うと二重で地殻変動が補正され、不整合が生じるため)。

4.GNSS 水準測量では,高精度なジオイド・モデルを用いることにより,近傍に水準点がない場合でも3級水準点(〇)を設置することができる。

5.GNSS 水準測量では,電波の大気遅延が高さ方向の精度に影響する(〇:遅延により主に、高さ方向の誤差が生じる)ことから,観測時の気象条件に十分注意する。

正の内容:赤字、誤の内容:青字

参考ページ

GNSS測量による標高の測量-国土地理院HP

R元年 測量士 過去問解答

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