次の文は、公共測量における三次元点群データを用いた路線測量について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。
1.三次元点群データを用いて横断面図データファイルを作成しようとしたところ、地面の傾斜が急に変わる部分について、三次元点群データの密度が粗く精度を確保できていないことが判明したため、トータルステーションを用いて補備測量(〇:傾斜変換点の取得を行う)を行った。
2.既設道路の線形改良において、別の測量計画機関が直前に公共測量として実施した車載写真レーザ測量成果があることが分かり、その精度を確認したところ、十分な精度を有していたため、当該測量計画機関に使用承認申請を行った(〇)。
3.密な樹木に覆われた山地に新規道路を建設する上で、横断測量の断面図作成を効率的に実施するため、無人航空機(UAV)を利用して撮影した写真から三次元点群データを新規で取得することとした(〇:密な樹林帯では、写真から点群を取得することは適していない。レーザではやることはあるが、マニュアルでは適していないと記載されている)。
4.民家が点在する郊外で、新規道路建設のための路線測量の実施に当たり、当該地域は見通しがよいことから、地上レーザ点群測量により効率的に断面図作成を行うこととした(〇:見通しが良いため問題ない)。
5.三次元点群データから TIN(不整三角網)構造の地形モデルを作成し(〇:断面作成マニュアルにより。TINで断面を作成するよう記載されている)、その地形モデルから横断面図データファイルを作成した。
正の内容:赤字、誤の内容:青字
R3年度 測量士 過去問解答
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No.25 | No.26 | No.27 | No.28 | 択一総評 | 記述総評 | ||
2-C-1 | 2-C-4 | 2-D-2,3 | 5-A-3 | 5-B | 5-C-1 | 5-D-3,4 |