【測量士 記述式解答】令和3年(2021)5-D-3,4 定期横断測量 

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問1. 平地部を流れる河川において、図に示す河川断面図を作成するために定期横断測量を実施した。この定期横断測量では、水際杭 B 及び C を境にして、左岸陸部、水部及び右岸陸部の三つに分け、左岸陸部側は左岸距離標を、右岸陸部側は右岸距離標を基準として測定し、水部は深浅測量により測定した。なお、左岸側の水際杭 B は、左岸距離標からの視認が困難であるため、見通杭 A から測定している。
 表1は、この定期横断測量において実施した点検測量結果の一部を示したものである。表1の キ 〜 テ に入る数値を、m 単位で小数第4位を四捨五入し、小数第3位まで求めよ。
 ただし、点検測量の較差の許容範囲は、表2のとおりとする。

表1

  左岸側 右岸側
  左岸距離標から測定した距離(m) 見通杭Aから測定
した距離(m)
右岸距離標から測定
した距離(m)
  距離標 見通杭A 水際杭B 見通杭A 水際杭B 距離標 水際杭C
測定値 0.000 40.777 49.021 0.000 0.000 72.386
点検測量値 0.000 40.772 0.000 8.278 0.000 72.371
較差
許容範囲
  左岸距離標から測定した標高(m) 見通杭Aから測定
した標高(m)
右岸距離標から測定
した標高(m)
  距離標 見通杭A 水際杭B 見通杭A 水際杭B 距離標 水際杭C
測定値 20.382 18.633 18.633 14.249 21.501 14.293
点検測量値 20.382 18.624 14.191 18.624 14.191 21.495 14.269
較差
許容範囲 0.051

表2

区分 平地 摘要
距離 L/500 Lは距離標から水際杭または見通杭までの測定距離
標高 0.02 + 0.05√(L/100)

問2. 表1を踏まえて、行うべき作業について、30 字以内で解答欄に記せ。

解答・解説

問1. 表1に従って、順次穴埋めしていく。

キ:\(49.021-40.777=8.244\)

ク:\(40.772+8.278=49.050\)

ケ:\(40.777-40.772=0.005\)

コ:\(49.021-49.050=-0.029\)⇒0.029

サ:\(\frac{40.777}{500}=0.0815\)⇒0.082

シ:\(\frac{49.021}{500}=0.0980\)⇒0.098

ス:\(\frac{72.386}{500}=0.1447\)⇒0.145

セ:見通杭Aから測定した標高(m)の水際杭Bの値:14.249

ソ:\(18.633-18.624=0.009\)

タ:\(14.249-14.191=0.058\)

チ:\(14.293-14.269=0.024\)

ツ:\(0.02+0.05\times\sqrt{\frac{49.021}{100}}=0.0550\)⇒0.055

テ:\(0.02+0.05\times\sqrt{\frac{72.386}{100}}=0.0625\)⇒0.063

問2 水際杭Bの標高の較差(タ)と許容範囲(ツ)を比較すると、較差(タ)>許容範囲(ツ)である。よって、下記の作業が必要である。

水際杭Bの標高の較差が、許容範囲を超えているため、再測する。(30字)

R3年度 測量士 過去問解答

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2-C-12-C-42-D-2,35-A-35-B5-C-15-D-3,4

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