測量士補・測量士 過去問解答

【測量士 記述式解答】令和2年(2020)5-C-3

 道路の新設に伴う用地取得を行うため、用地測量を行うこととなった。
 図は、境界確認で確認された地番ごとの境界線、地番、境界杭、および道路計画中心線を示したものである。図中のBCの位置をNo.9+10m、中心杭設置間隔を20m、道路の計画幅を中心線の左右それぞれ10mとした場合、中心杭、用地幅杭および用地境界仮杭の設置位置はどこか。中心杭は黒の〇印、用地幅杭は青の〇印、用地境界仮杭は赤の〇印で記入し、中心杭にはNO.9に倣ってそれぞれの番号を記入する。

解答・解説

中心杭、用地幅杭、用地境界仮杭はそれぞれ以下の場所に設置する。

  • 中心杭:中心線上に設置。中心杭設置間隔(20m)。20mごとNo.杭を設置する。
  • 用地幅杭:中心杭と直角方向に設置。今回は道路の計画幅(左右10m)の位置に設置する。
  • 用地境界仮杭:用地境界上に設置。今回は道路の計画幅(左右10m)と用地境界上に設置する。

上記に従い、3種類の杭、ならびに中心杭番号を記載すると以下のようになる。

R2年度 測量士 過去問解答

No.1No.2No.3No.4No.5No.6No.7No.8
No.9No.10No.11No.12No.13No.14No.15No.16
No.17No.18No.19No.20No.21No.22No.23No.24
No.25No.26No.27No.28択一総評 記述総評  
2-B-22-C-32-D-2,35-A5-B-15-C-35-D-2

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